あれ? 開いている?(文:印刷製本部 丸山)
先日のことです。仕事が終わり、家に帰って台所に入ると違和感がありました。
普段は閉まっている食器棚のガラス戸が開いていたのです。
はて、閉め忘れかな、と思いつつ手を突き出すと、ゴツン。
ガラス戸はきちんと閉められており、危うく割るところでした。
どうして気付かなかったというと、我が家の食器棚のガラス戸は、半分すりガラスになっています。(上の写真の左側。グラデーション加工というそうです)
写真の右側も以前は左側と同じだったのですが、いきなり透明度の高いガラスにかわったため、何もない状態だと錯覚してしまったようです。
事情を聞けば、転びそうになって手をついた拍子に割れたらしく、その日のうちに修理したのですが、すりガラスは値段が高いので透明ガラスで手を打ったとのこと。
数日たった今でも、つい手が出ては引っ込めることをしてしまいます。
新しく透明度が高いせいもありますが、長年見てきたものが急に変わったため、頭が追い付いていないようです。
私が行っている印刷も思い込み作業ほど危険なことはないので、柔軟性を意識しつつ、万事をこなしていこうと思います。