入稿データはPDF/X-1aがおすすめ!(プリプレス部)

「PDF/X」には「PDF/X-1a」「PDF/X-3」「PDF/X-4」などがありますが、中でも最も基本的なフォーマットが「PDF/X-1a」です。
PDF/X-1a をおすすめする大きな理由は、
①データ不備が起こりにくい
②入稿データが軽くなる
③仕上がりが意図しないカラーになる事が少ない
という点です。
もう少し詳しく説明すると、
もっとも多いデータ不備の一つにフォントのアウトライン化不足がありますが、
PDF/X-1aはフォントが全て埋め込みになるので、フォントのアウトライン化をしなくてもOK!
次に多いデータ不備に画像のリンク切れがあります。
PDF/X-1aは画像が全て埋め込みになるので、リンク画像を一緒にご入稿いただく必要がなく、入稿データが軽くなります。
IllustratorやIndesignの透明効果を使う場合「分割・統合」設定を行わないと色のブレなどが起きてしまいますが、PDF/X-1aは透明効果が分割されるので安心です!
またRBGカラーで作成したデータは、印刷用にCMYKカラーに変換する必要があり、変更していないと仕上がりが暗くくすんだ感じになってしまいますが、PDF/X-1aはCMYKに変換されるので安心です!
以上のようなことからデータ不備を大幅に削減できるので、
入稿データはPDF/X-1aがおすすめです。