フォントの選び方(プリプレス部)

印刷物を制作する中で、どんなフォントを選べば相手にイメージを伝えれるか考えたことはないでしょうか。
フォント選びのポイントはいくつかあるので紹介します。
日本語のフォントには大きく分けて4つのタイプがあります。
①明朝体
②ゴシック体
③筆文字
④手書き風文字
明朝体や筆文字は、カッチリして落ち着きがあるフォントですが、それに対してゴシック体や手書き風文字は、やわらかく親しみやすいフォントになっています。
各タイプごとにたくさんの書体があり、やわらかい印象を与えたり、堅い印象を与えることができるので、それぞれの特徴をしっかり確認して書体を選んでいきましょう。
続いて、書体の太さを決めます。
書体には複数の太さのパターンをもっているものもあるので、その中から選ぶことができます。
太さは線が細いほど繊細なイメージになり、線が太くなるにつれて力強いイメージに移行していくので、制作物にあった太さを選んでいきましょう。
最後に文字間隔を調整します。
文字間隔は狭いと元気で快活なイメージになり、広いとゆったりおおらかなイメージになるので、文字間隔の調整をするだけでも相手に伝わるイメージは大きく変わります。
フォントを選ぶといっても、書体、サイズ、太さ、文字間隔など相手に伝わるイメージをコントロールするにはいろんな要素が絡んできます。
どのフォントがどんなイメージを与えるのかを意識すると、できあがる制作物のクオリティも上がってくると思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。