Poka-yoke(ポカヨケ)(工務部)

長い時を経て世界の製造業界が日本の製造業を注目研究し、
切磋琢磨してきたなかで通じる日本語となったようです。
もともと、囲碁や将棋で
普通なら考えられない悪い手のことをポカといい、
ポカを除ける(回避する)
というふうに使われるようになったのが語源です。
ミスや危険を回避する判りやすい例が当社にも。
大量の紙を寸法通りに切る断裁機という機械があります。
断裁機にはふたつのスイッチ。
ふたつとも押さないと切断できません、なぜでしょう。
これは、万に一つでも
誤って指を切断したりすることが無いように
両手を使わせるような仕組みになっています。
このような機械的な仕組みは
他の機械にもたくさん施されていて感心するばかりです。
そんな仕組みに接するたび機械にかぎらず
「こうしておけば、そうにしかならんやろ」
という仕組みがもっと増えたら良いなあと思います。